福まる映画

映画紹介です。日々映画を鑑賞しストレス発散しています。そして、英語も勉強中で、最近は洋楽をメインに見ています。

映画『レッドタートルある島の物語』のあらすじとみんなの感想・裏話

こんばんは。映画大好き人間です。

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今回はレッドタートルある島の物語という映画を紹介します。レッドタートルある島の物語は2016年に公開されたジブリの映画です。ジブリ初の海外とのコラボ映画でサイレント映画でもあります。

 

 

あらすじ

ある男性が、荒れた海を漂流しています。気が付くと、無人島にたどり着きました。男性は、無人島を脱出するためイカダを作り海に出ます。しかし、毎回赤いカメにイカダを壊され失敗に終わります。そして、ある日赤いカメが、女性となります。その女性と家族になり、子供も生まれ幸せに暮らしていましたが、ある日津波が襲います・・・。

 

裏話

ジブリの映画で、海外とのコラボは初めてということでどのようにして話が始まったのか調べてみました。

スタジオジブリの鈴木敏夫監督はが、2000年に公開された「岸辺の二人」という父娘の愛おしい絆を描いた8分の短編作品を見たことから始まります。この作品はマイケルデュドワードヴィット監督が作成していました。鈴木監督は、この監督の長編映画を見てみたいと2006年にオファーしてコラボすることになりました。

マイケル監督は62歳で初めての長編作品の作成でした。シナリオ・絵コンテ・音・音楽すべて打ち合わせをして完成したときは、10年たっていました。

打ち合わせは、海外と日本とでは難しくマイケル監督が日本でアパートを借りしたこともあったそうです。

 

受賞

第69カンヌ国際映画祭「あつ視点」部門特別賞

第44回アニー賞インディペンデント長編アニメション映画賞

 

みんなの感想

・いい映画だった。涙でた。

・外国の絵本を眺めるようにじっくり堪能する映画。

サイレント映画。映像の力のみでドラマや心理描写を見事に表現されている。

・何も考えずジブリと思い見たらサイレントで、いつもの感じではなく自分には合わなかった。

 

などありました。サイレント映画だったのと、通常のジブリっぽくない感じだったため感想が分かれてしまいました。しかし、いい感想が多かったと思います。ただ、津波のシーンがあるため、トラウマがある方はつらい記憶がよみがえってしまうかもしれません。

 

感想

私も最初、ジブリと思い見ていたので驚きました。また、サイレント映画も初めて拝見しました。しかし、声がなくとも物語をしっかりと理解できました。悲しいシーンがありましたが、最後には家族愛を感じられる素晴らしい映画でした。自然と共に生きるというのは、とても残酷なこともありますが、それを乗り越える力は人間にもあるのだなと思いました。私の地域も東日本大震災津波が来ましたが、海の風景など見ると癒されるので、自然の力はとてもすごいと思います。この映画は、そういったことも感じられる素晴らしい映画でした。