映画『猫の恩返し』キャラクターと裏話でもっと楽しく見よう!
ジブリの映画『猫の恩返し』は見たことある方が多いと思います。とても、可愛い心癒される映画だと思います。キャラクターなど裏話も紹介していきます。
あらすじ
その前に、見たことがない方に簡単なあらすじを紹介します。
朝がとても弱い女子高生ハルは、どこにでもいるような高校生でした。ある日、友達と
学校帰り、車に轢かれそうな猫を付けました。その日から、猫から猫なら喜ぶ贈り物を多くもらいます。それだけでなく、猫の国の王子の妃に選ばれました。ハルが、困っていると、猫の事務所に行くよう声が聞こえ、猫のムタに案内してもらいます。事務所で、バロンと会い安心していると猫の国から迎えが来てハルは、連れていまれます。
猫の国で、ハルは徐々に猫になっていく自身に戸惑います。夜が明けるまでに人間の世界に戻れれば元に戻れるが・・・。
キャラクター
・吉岡ハル
朝がとても弱くいつも遅刻ギリギリの生活を送ります。母子家庭で、家事は一通りそつなくこなすことができます。いつも明るく優しい性格です。
・バロン
猫の事務所の紳士な猫男爵です。ハルを猫の過剰な恩返しから助けます。
上品な言葉遣いで、ばっちりとスーツを着込まします。
・ムタ
猫の事務所にいる太った猫です。
ハルを猫の事務所まで案内してくれます。短期で口が悪く目つきも悪い猫です。
しかし、仲間思いなところがあり、ハルを助けるために一肌脱ぐ。
猫の国では伝説の猫。
・ルーン王子
猫の国の王子。
車に轢かれそうなところハルに助けられる。ユキという恋人がいる。
人当たりが良く誠実で真面目な性格。
・ユキ
ルーン王子の恋人。
白くとても美しい猫。過去にハルにクッキーをもらい命を助けられる。
ハルに猫の事務所の存在を教えてくれる。
・猫王
ルーンの父。
ハチャメチャは性格をしている。
最終的にハルを自分の妃にしようとする。
猫の恩返しの裏話
・最初はバロンとムタの探偵物語を作ろうとしていた
ある企業から「テーマパークのキャラクターになるような猫をモチーフにしたアニメを作ってほしい」と頼まれました。当初、20分の短編アニメを作ろうとしましたが、出来上がったのは、20分に収まらないアニメでした。また、最初頼まれた宮崎駿先生は千と千尋の神隠しの作成に忙しかったため、違う人に頼んでいました。そのため、探偵物語ではなく、ほのぼのとした物語になりました。
・ハルが主人公らしくないのは意図的?
このキャラクターは、とてもこだわった主人公です。何時ものジブリの主人公は、何かを学び成長するキャラクターが多いです。この物語の主人公は、現代の女の子を投影した性格に設定されています。ハルは、その場の雰囲気で重大な決断をして持ちに大変な思いもしますが、何となくピンチを乗り越えます。自分に当てはまる方も多いのではないでしょうか。
最後に
どうでしょうか。裏話を知ると、猫の恩返しの見方が変わるのではないでしょうか。筆者は、初めて見た時は中学生でした。当時は何も考えずに猫が出てきて、可愛い癒される物語だなと何となく好きな物語でした。主人公が自分と似ているところがあるため、共感性を持てたため、好きになっていたかもしれないなと思います。